"0203タカラトミー、中国に設計開発拠点 コスト3割削減 :日本経済新聞"

タカラトミーは玩具の設計開発拠点を中国に設ける。本社で玩具を企画した後、商品化するための設計図と試作品を作る機能を移管する。中国ではこれまでの予算で試作品を2倍作れるという。2年後に設計コストを3割削減し、世界に通用するヒット商品を生み出すための基盤として開発体制をてこ入れする。

 

玩具の試作品を製作する機械

 深セン(広東省)にある子会社内に「中国開発技術センター」を設置。設備投資は1億円弱。年間の新商品数1500点のうち、200点を設計開発できる体制を2013年3月期中に整える。パソコンで設計図を描ける中国人社員8人を配属するほか、試作品をつくる機械などを導入する。2年後には約40人体制にして、新商品の半分の設計開発を移す。

 設計開発は国内で外注していたものも多く、中国の体制整備に合わせて内製化強化にもつなげる。現在の内製化率は約15%だが、近く約50%に高める。設計開発を担ってきた子会社のタカラトミーエンジニアリング(東京・葛飾)は、中国人社員への技術指導や、本社の企画担当者に対するデザイン提案などに特化していく。設計費用を削減できた分は試作品の増加や技術投資などに振り向ける。

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